ソラスト高津保育園☆『幼児 保健指導~うんちのはなし~』
25年09月25日 ソラスト高津保育園
徐々に涼しい日が増え秋の訪れを感じますね。
秋と言えば「食欲の秋」たくさん食べて秋を満喫したいところですが、
この時期から増え始めるのが「胃腸炎」や「食中毒」です。
幼児クラスのお友だちは自分でトイレに行くことが出来るため
大人が子どもたちの便の性状を見ることも少なくなります。
しかし、ウンチの形や色、臭いは健康状態を見るうえで大切なバロメーターです。
そこで今回は子どもたち自身が「異常なうんち」を発見し大人に伝えられるように
『うんちのはなし』の保健指導を行っていきました。
まずはクイズです!
うんちはなにからできているでしょうか?
「たべたものといらなくなったもの!」元気に答えてくれました!
うんちはみんなの食べたものとみんなの身体から出されるいらなくなったもので
出来ています。
どうやって食べ物がうんちになるのか見てきましょう。
みんなは食べたものを口の中で噛んで細かくします。
細かくなった食べ物は胃に運ばれ、胃液でドロドロに溶かされます。
溶かされた食べ物は小腸や大腸を通過している間に「水」と「栄養」を
身体に吸収され、「いらなくなったもの」を身体から受け取ることで
みんなの知っているうんちの姿になります。
では、みんなはどんな形のうんちを知っていますか?
水のようなうんち、やわらかいうんち、バナナのようなうんち、硬いうんち
色んなうんちを見たことがあると思います。
この中で元気なうんちはどれでしょう?
みんなで「バナナうんち!」と答えてくれました!大正解です!
では、他のうんちはどうして出るのでしょう?
例えば冷たい飲み物を飲みすぎると胃腸の機能は弱り、水のようなうんちが出ます。
また、胃腸炎や食中毒のような病気にかかっても水のようなうんちが出ることがあります。
食べ物をよく噛まないで飲みこむと食べ物が大きなまま胃腸に運ばれるため
消化吸収ができず柔らかい便になってしまいます。
野菜にはうんちをまとめる食物繊維が多く含まれているので、野菜を避けていると
柔らかいうんちや硬いうんちになりやすくなってしまいます。
他にも我慢のし過ぎは便が硬くなる原因となります。
いつもと違ううんちが出たときには保育者につたえましょう!
元気なバナナうんちが出るためには食べる姿勢も大切です。
ご飯を食べるときは肘、股関節、膝がすべて90度になるように座り机との間は
拳1つ分あいている姿勢が理想的です。
崩れた姿勢で食べると消化管に負担がかかるだけでなく、嚙む力も弱まってしまいます。
最後に5歳児のお友だちにお手本になってもらいみんなでよい姿勢を
確認しました!
とっても上手にお手本頑張ってくれました♪
【元気なうんちが出るためのお約束】
1.しっかり噛んで食べる
2.お野菜も食べる
3.うんちは我慢しない
4.早寝早起き朝ご飯
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